カラダの健康トピックス

美容
2014/04/11

No.58
歩き方を変えるだけで美脚に!

「足やせウォーキング」で足がほっそり

今回はちょっと耳寄りな美脚のための話題です。
「ダイエットで上半身はやせたけど、足は太いまま・・」とダイエットの悩みを語る女性が多くいるようです。
そんな女性たちは、なぜダイエットで上半身はやせるのに下半身は痩せないのでしょうか?
その理由は、上半身と下半身では太るメカニズムが異なっているからです。上半身が太るのは「脂肪」が多すぎるため、一方下半身は「筋肉」が多すぎるために太っているのです。そのため、ダイエットで脂肪を落とせば上半身はやせるものの、下半身の筋肉は落ちずにやせることができないのです。そう、下半身をやせさせるには、筋肉を落とさなければならなかったのです。
とくにハイヒールを履くことの多い女性は、前のめりになるのを防ごうとしてももやふくらはぎの筋肉に力が入ってしまいます。このため、いわば毎日足が筋トレをしている状態になってしまい、ももやふくらはぎの筋肉がむきむきになって、足が太ってしまうのです。
では、足の筋肉に負担をかけないためにはどうすればよいのでしょうか?
それには、これまでの歩き方を矯正することです。ももやふくらはぎの筋肉に負担をかけないような歩き方に変えればよいのです。そこで、お勧めなのがいま人気の「足やせウォーキング」。足の筋肉を落とすには、なるべく足の筋肉を使わずに、代わりに体の中心いわゆる「体幹」の筋肉を使って歩くようにすればよいのです。

足ではなく体幹の筋肉を使って歩く

「足やせウォーキング」の最大のポイントは、腹筋を中心とした体幹の筋肉を使って歩くことです。まず足のかかとに重心をかけるようにまっすぐ立ってください。そして、以下のように歩きましょう。
1 左足に重心をかけたまま、右足を膝の力を抜いた状態で前に伸ばす。
2 右足を膝を伸ばして、そのままかかとから着地させます。
3 その際、上半身は背筋を伸ばしたまま、下半身の動きに合わせて腹筋を中心とした「体幹」の筋肉を使って前方に移動してください。足で歩くのではなく全身で歩くのです。
4 今度は右足を軸足にして、1と同じように左足を膝の力を抜いた状態で前に伸ばしましょう。
そして、1から4を繰り返します。
最初のうちはうまく歩けずに腹筋を中心とした体幹の筋肉がきついと思いますが、繰り返すうちに次第に体が覚えて無意識にできるようになり、力を入れずに歩けるようになります。
いったんこの歩き方を覚えればしめたもの。これまでのように歩く際にももやふくらはぎの筋肉に負担がかからなくなり、自然に足の筋肉が減って日増しに足が細くなってゆきます。早い人では1月足らずで効果が出て、太ももが数センチ細くなったという人も珍しくないようですよ。あなたもこの春は 「足やせウォーキング」で足をほっそり、来たるべき夏に備えてはいかかがですか?

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