カラダの健康トピックス

医療
2011/02/16

No.22
2月20日は「アレルギーの日」

さまざまな物質がアレルギーの原因に

2月20日は「アレルギーの日」。1966年のこの日、免疫学者の石坂公成・照子夫妻がアレルギーを引き起こす原因物質である免疫グロブリンE抗体を発見したのにちなんで、日本アレルギー協会によって1995年に制定されました。
アレルギーは抗原(アレルゲン)と呼ばれる物質が体内に入ってきた際に、抗体と呼ばれる免疫がこれを排除しようとして起こる反応で、咳、くしゃみ、皮膚炎など、さまざまな症状を引き起こします。
代表的なアレルギーには、食物アレルギー、金属アレルギー、動物アレルギー、ダニアレルギー、アレルギー性結膜炎、アレルギー性気管支炎、アレルギー性血管炎などがあり、とくにアトピー性皮膚炎、アレルギー性ぜんそく、アレルギー性鼻炎(花粉症など)を「三大アレルギー」と呼んでいます。
アレルギーを引き起こす抗原としては、食品、金属、動物、ダニ、カビ、薬品、花粉、粉じん、たばこの煙、化学物質、紫外線、衣類、細菌などさまざまです。アレルギーの症状は種類によって異なりますが、代表的なものとしては咳、皮膚炎、涙や目の痛み、発熱などがあり、なかでも「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」をアレルギー性鼻炎の三大症状と呼んでいます。

抗原に触れる機会をなるべく減らす

アレルギーが発症するのは、抗原が長期にわたって体内に侵入することで体内の抗体が次第に増え、ある一定量に達したところにさらなる抗原が侵入したときです。アレルギーにはさまざまな種類があって治療法や対策はそれぞれ異なりますが、基本的にはこうした抗原に触れる機会を減らすことが共通の対策になります。
アレルギーを引き起こす抗原に触れる機会を減らすには、もっとも過ごす時間の長い自宅の環境を変えてやることです。冷暖房の効いた最近の住宅では、高温多湿を好むダニやカビが繁殖しやすくなります。さらに最近の住宅は機密性が高く、空気がこもるため、ほこりをはじめ、ダニの死骸、カビ、タバコの煙、粉塵、化学物質などが空気中に漂い、呼吸とともに体内に取り入れられてしまいます。
こうした抗原が充満した空気を吸い込まないようにするためには、たまには窓を開けて、換気を行うように心がけください、空気清浄機を利用することも抗原除去に効果的でしょう。
一方、抗原に強い身体作りもアレルギー対策になります。心身のストレスがたまると、自律神経のバランスが狂って抗原への抵抗力が低下してしまいます。ストレスの原因となる不規則な生活を改善するため、早寝早起きや規則正しい食事を心がけ、軽い運動や散歩などをすることでストレスを解消しましょう。また、食物アレルギーの抗原となる卵、牛乳、肉などの高タンパク・高脂質の食品を減らし、野菜などを増やしてバランスのよい食生活をこころがけましょう。

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