カラダの健康トピックス

食品
2010/01/29

No.11
冬本番!この時期やっぱりショウガがアツい

「冷え性」や「メタボ改善」効果も

「風邪予防にショウガ(ショウガ)のくず湯」など、古くから健康に良い食べ物として多くの人々に愛されてきたショウガですが、近年では「冷え性」や「メタボ対策」などへの効果が期待され、人気が高まっています。
ショウガの成分である「ジンゲロン(ジンゲロール)」には血行を促進して代謝を高め、身体を温める働きがあり、冷え性に悩む女性の間で人気が上昇しています。くわえてジンゲロンが持つ脂肪燃焼効果によって、血中のコレステロールや中性脂肪などを抑制してくれるため、中高年のメタボ対策にも効くと言われております。
こうしたショウガ効果に注目した食品メーカーの『永谷園』は、2007年から冷え性の女性を対象にしたショウガ入りスープ「冷え知らずさんの生姜シリーズ」をコンビニ限定で発売。初年度で約4億円の売り上げを達成し、ショウガブームの火付け役となりました。さらに2008年には同シリーズの新商品「生姜とん汁」「生姜みそ汁」「生姜たまごスープ」「生姜坦々スープ」「生姜参鶏湯」の5商品を全国展開。同年度10億円の売り上げを記録しました。不況のこんなご時勢でもショウガ、絶好調です。
一方、化粧品大手の『カネボウ化粧品』も、体の基礎代謝を活発にするショウガ科植物の種の配合によってカロリー消費を促し、ダイエット効果を高める美容健康食品「引き締めジンジャー」を昨年11月に発売。酒造大手のサッポロビールも販売中のショウガ成分入り焼酎「トライアングル・スムース」の好調を受け、ショウガの含有量を6倍に増やした「トライアングル・ジンジャー」をこの3月に発売する予定です。
冬本番のこの時期、体を温めるとともに、風邪予防からダイエットまで、健康に関する多くの効果が期待できるショウガ、有効に使ってみてはいかがでしょうか。

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